ファンを笑顔にする存在を目指して。将棋と学業に打ち込む女流棋士・野原未蘭さんのワークスペース
ワークスペースの美学

ファンを笑顔にする存在を目指して。将棋と学業に打ち込む女流棋士・野原未蘭さんのワークスペース

#ライフスタイル #仕事・働き方 #在宅ワーク
Contessa Ⅱ(コンテッサセコンダ)

仕事や趣味などに気兼ねなく取り組むことができるその人だけの空間、ワークスペース。その人の考え方や行動様式が、色濃く反映される場所でもあります。「ワークスペースの美学」は、自分自身の心地よいライフスタイルを実践している方にご登場いただき、そこに至った経緯や魅力、結果として得られたものなどについて伺うインタビュー連載です。


20回目のゲストは、女流棋士の野原未蘭さん。女流棋士として日々対局を重ねながら、法政大学に通う“大学生女流棋士”として活躍してきました。実は今春から始まる女流棋士一本の生活に向けて、ご自宅のワークスペースに手を加えたそう。「今まで学生と仕事との両立で忙しかったので、これからはワークスペースをレベルアップさせたい」と語る野原さんに、ワークスペースのこだわりと欠かせないグッズやアイテム、大好きな本について語っていただきました。

試験、ゼミ、卒論……大学生らしい最高の経験ができた

この春に大学をご卒業とのこと、おめでとうございます! 学業と女流棋士の両立は大変だったのではないでしょうか?

野原

1〜2年生の頃は毎日のように授業に出席していましたし、3年生以降はゼミに入っていたので、将棋の仕事をしながらの生活は「自分が何人いても足りない!」と思うほど大変でした。入学する前は、将棋との両立に苦労したら途中で退学するのも仕方ないと考えていたのですが、4年間を振り返ってみて進学してよかったと思うことの方が多いですね。

女流棋士・野原未蘭さん

—学生時代の中で、印象に残っている思い出を教えてください。

野原

マーケティングのゼミに所属していたのですが、同じテーマを研究する仲間と出会い、切磋琢磨しながら研究できた時間はとてもかけがえのない時間だったと思います。似たようなことに興味のある学生が集まっていたので、同志のような絆が生まれたのは良い経験でした。


卒業後の進路は将棋の道しか見据えていませんでしたが、「今しか経験できないことかも」と、新卒入社の就職活動について考えてみたこともありました。女流棋士だけでは経験できないことに挑戦できた4年間でした。

人生は一度きりですからね! 野原さんらしくて素敵です。ご自宅で大学の勉強や将棋の研究をすることはありますか?

野原

大学時代は学業に仕事と慌ただしくて……。寝るために帰るだけの家という感覚でした。この春からは女流棋士一本で生活していくので、もう少し快適なワークスペースにしたいと、最近模様替えしたんです。今までスタンディングデスクだったものを、将棋盤とPCが置けるデスクに変えて、椅子もオカムラさんのコンテッサ セコンダにしました。

人と会って話すことが、元気の源に

―コンテッサ セコンダの座り心地はいかがですか?

野原

もう、最高ですよっ! 基本的に説明書を読まないタイプなので、座るたびに「こんなことできたの?」と新しい発見ができて、今でも驚きの連続です(笑)。とくに手元で座面の高さを調節できる機能が気に入っています。


よくあるオフィスチェアは、座面の下に高さ調節のレバーがあるじゃないですか? はじめは「あれ?どこだろう?」といろいろ触っていましたが、手元のレバーを触ったら、偶然調節ができたんです。コンテッサ セコンダのスマートさに感動しましたね。PCに向かうときは少し低めに、将棋盤を使うときはちょっと高めにスッと調節して使っています。

コンテッサ セコンダは肘置きの下にあるレバーで高さ調節が可能

—ボディカラーもかわいい組み合わせですね。

野原

黒や白のはっきりした色より、グレーの張り地の方がかわいいかな?と思って選びました。ボディは白にカスタマイズしています。お部屋全体の雰囲気にも合っているので、気に入っています。


以前は、折りたたみ式のコンパクトチェアに座るか、スタンディングデスクで立って勉強や研究をしていました。今はコンテッサ セコンダにもたれながら、椅子選びの大切さを実感しているところです。椅子って本当に大事……(しみじみ)。家に遊びに来る友達にもよく自慢します(笑)。

ご友人たちと楽しそうに過ごす野原さんが思い浮かびます。

野原

私って気を張りやすくて、考えすぎちゃう性格なんです。友達と会って話すことが気持ちの発散になりますし、元気の源でもあるので人と話す時間は欠かせません。お休みの日にも予定をどんどん入れてしまうので、完全なオフの日は年に2〜3日あるかないかくらいですよ。

毎日が充実しているんですね! 仕事や学業などやるべきことが多い野原さん。どのようにオンオフを切り替えているのでしょうか?

野原

お家にいるとつい怠けてしまうので、朝起きたらシャワーを浴びて、いつでも外に出られる服装に着替えています。ベッドが目に入るとお布団の誘惑に負けてしまうので……(笑)、「ベッドに入っていいのはパジャマの時だけ」というマイルールを設けて、夜もお風呂に入ってから寝る! 規則正しい生活をしていくことで、オンオフを切り替えるようにしています。

大好きな本に囲まれたワークスペース

—ワークスペースのお気に入りアイテムを教えてください。

野原

いくつかあるんですが……今の癒しアイテムは、ファンの方にいただいたお馬さんのぬいぐるみ。今年は午年ですし、動物が好きなので作業の合間に眺めて癒されています。

野原

あとは、高校を卒業するときに、学園長賞としていただいたグランドセイコーの腕時計。もらった当初は「自分にはまだ早い」と箱に入れたままにしていたのですが、ある時、腕時計は使ってこそと思って使うようになりました。

本棚には色々な本が入っているんですね。ご紹介いただけますか?

野原

自分の本棚が公開されるのは、ちょっぴり恥ずかしいですね(笑)。読書が好きなので、ビジネス書や自己啓発本、文庫、授業で使ったマーケティングの本から将棋の本までジャンル問わず読むようにしています。最近買った本は『旅する力―深夜特急ノート―』(沢木耕太郎・著/新潮文庫)です。深夜特急シリーズが好きで全巻読みましたが、たまたま書店でこの本を見つけて思わず買ってしまいました。深夜特急を読んでいると、旅行に行きたくなるんです。

いつの時代も変わらぬ旅の楽しさを教えてくれますよね。対局では全国各地行かれることもあるかと思いますが、移動中も読書をされているのでしょうか?

野原

はい。移動中は旅のエッセイなどを読みながら、目的地への高揚感を高めていますね。

やっぱり将棋盤は、気が引き締まる

ご自宅で将棋の研究をするときはどのようなスタイルでしょうか?

野原

最近は対局の振り返りや序盤研究などでAIを活用することも多いですね。その一方で、実際に将棋盤を使って指し、感覚を掴むこと大切にしています。大学の研究でも、論文を読んだだけでわかった気になっている知識って身についていないんですよね。将棋も負けたときの方が脳裏に焼きついているように、何事も「わかった気」にならず、実践していくことが物事を上達させていくのかな?と感じています。

―いろんな業種の人にも通じるような学び方ですね。これからどんなワークスペースにしていきたいですか?

野原

今まで自宅で勉強や研究をするシチュエーションが少なかったので、模様替えしたこの部屋で過ごしながら、自分にとっての正解に近づけていきたいです。まだ「こうしたい」というイメージができていないので、しばらくはこのデスクと多機能なコンテッサ セコンダをいっぱい活用しながら、自分らしいワークスペースに発展させていきたいと思っています。

応援してくれるファンの方々が笑顔になれる将棋を

―今後どのような空間になるか楽しみですね。今後の目標についてもお聞かせください。

野原

新しい指し方を模索している最中なので、引き続き探究を深めていきたいです。私自身、勝ちにこだわることと同じくらいファンの方に楽しんでもらえる将棋を指していきたいと考えています。ファンの方から「応援しているよ」とか「おめでとう」という言葉をいただけるのがとても励みになるんです。


これは、私がプロ野球の東京ヤクルトスワローズファンを続けてきたことも影響しているのかもしれません。ヤクルトが勝つと次の日元気に明るく過ごせるんですよ! 私もファンのみなさんの活力になれる、そんな女流棋士を目指していきます。

色々なことにアクティブな野原さんですが、今一番やってみたいことはなんでしょうか?

野原

将棋のイベントをやってみたいです。卒業論文を書くに当たって、SNSでアンケートへの回答を募ったのですが、将棋ファンのみなさんのご協力もあり、無事完成させることができました。アンケートの中で「どんな将棋イベントがあったら参加したいか」という自由記述を設けたところ、素敵なご意見をたくさんいただくことができました。少しずつでも実現していければと考えています。


あとは……スカイダイビングですね!

え、スカイダイビングですか?

野原

スカイダイビングは健康なときにしかできないよと言われて、じゃあ若いうちにやってみたいなと。ビビりなので、直前でリタイアする可能性はありますが(笑)。空から地上に降り立つまでどんな景色が見えるかちょっと気になりませんか? 一度きりの人生なので、いろんなことに挑戦していきたいです!

Contessa Seconda
[コンテッサセコンダ]
PROFILE

野原未蘭(のはら・みらん)

女流棋士

2003年、富山県生まれ。父の影響で5歳から将棋を始め、2020年に女流2級の資格を得て17歳で女流棋士デビュー。高校卒業後は法政大学キャリアデザイン学部に進学し、大学生と女流棋士の生活を両立した。2026年春、大学を卒業予定。

CREDIT

取材・執筆=つるたちかこ 写真=撮影:小野奈那子 編集=モリヤワオン(ノオト)

ブランド名

商品名が入ります商品名が入ります

★★★★☆

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PROFILE

山田 太郎

CO-FOUNDER & CTO

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。

山田 太郎

CO-FOUNDER & CTO

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。

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