田村淳さんの、椅子の価値観を変えた「前傾姿勢に寄り添う」一脚
お気に入りの椅子を探せ!ゲストとゆく、オカムラショールーム見学

田村淳さんの、椅子の価値観を変えた「前傾姿勢に寄り添う」一脚

#ライフスタイル #仕事・働き方

座り方や使用シーンによって、快適な椅子は変わるもの。自分の好みに合う椅子を見つける近道は、さまざまな椅子を座り比べてみることです。ショールームでは、プロの解説を受けながら、さまざまな特徴をもつ製品に触れることができます。


モノ選びへのこだわりを持つゲストが、オカムラショールームで「お気に入りの一脚」探しを体験する本企画。第4回は、タレントや司会者、YouTuberなど、マルチに活躍している田村淳さんに登場いただきました。


着座での作業時は、前のめりの姿勢になりがちだという田村さん。数種類の椅子を試す中で、椅子の価値観を変える一脚に出合いました。

書斎で過ごす時間の相棒を探しに

今回、田村淳さんが訪れたのは東京・紀尾井町にあるオカムラ ガーデンコートショールーム。約4400㎡の広大なフロアの一角に、さまざまなタイプのオフィスチェアが所狭しと並びます。膨大な数の椅子を前に、田村さんは思わず「すげーたくさんあるなー!」と声を上げました。

田村

今日は、書斎に置く椅子を新調したいと思っています。僕の書斎はオンラインコミュニティやYouTubeの配信を行う場所。配信時間が長い場合は、3時間ずっと座りっぱなしになることもあります。趣味の金継ぎなど、手元で細かい作業をするときも書斎で過ごしていますね。長時間、僕の作業姿勢をうまく支えてくれる椅子があるとうれしいです。

書斎の椅子に座るときは、前のめりの姿勢になることが多いという田村さん。肘置きの高さや位置もその時々で変えているそうです。果たしてどんなチェアがフィットするのか、田村さんの椅子探しが始まりました。

新幹線のリクライニングがしっくりこなかったワケ

いろんな種類の椅子に座ってみる前に、田村さんが試したのは「ELGONOMIC SEATING SIMULATOR 02」。これは、自分に適した座面の高さや座りグセを調べたり、実際に椅子に座りながら構造を学んだりできる特別なマシンです。

「ELGONOMIC SEATING SIMULATOR 02」は、ガーデンコートショールームにしかない一台

田村さんがシートに深く腰掛けると、モニターに座面と背もたれの体圧分布図が表示されました。疲れずに座り続けるには、体にかかる圧力を椅子の背もたれと座面に分散させることが大切です。人によっては、座りグセで左右どちらかに体圧が偏ったり、お尻と足の体圧のバランスが悪かったりします。


田村さんの体圧分布は、「お尻:足=8:2」。体圧の左右差もなく、かなり理想的な座り方ができている数値が計測されました。モニターには自分に適した座面の高さなど各種データが表示され、椅子選びや各パーツ調整の参考になります。

モニターの様子。自分の着座姿勢を客観的に見ることができる

続いては、リクライニングのバリエーション体験です。まずは、新幹線の座席と同じように、座面を固定したまま背もたれのみを倒すリクライニングから。田村さんの測定結果を見ると、体圧分布はお尻への比重が高まり、さらに腰への圧力がかかることで姿勢のバランスが崩れてしまうことがわかりました。

田村

そっか、そういうことか! 僕、新幹線のリクライニングを倒して寝ようとして、なんだか居心地が悪くて、結局背もたれの位置を戻すことがあるんですよ。あれって、体圧分布がしっくりきてなかったからだったのか……。

次は、背もたれと座面が連動して動くリクライニング。この測定では、足が浮いて全体重を椅子に預けている状態となってしまい、ベストな体圧分布といえない結果となりました。


最後の測定は、オカムラの独自技術「アンクルチルトリクライニング」。くるぶしを支点とし、背もたれと座面がシンクロするリクライニングです。測定の結果、田村さんの場合は身体を倒しても、体圧分布がベストな状態なままキープできることがわかりました。

田村

おおーすごい。この仕組み、新幹線にも取り入れて欲しい(笑)。リクライニングって、背もたれが倒れれば良いってもんでもないんですね。おもしろいなあ。

プロの解説を受けながら、真剣な面持ちでリクライニングを試す田村さん

初めての「前傾ポジション」リクライニングに驚き

シミュレーションを終え、実際にさまざまなチェアに座りながら、自分にピッタリの一脚を探します。


まず試したのは、オカムラのフラッグシップモデルでもある「コンテッサ セコンダ」。さきほどシミュレーターで試したアンクルチルトリクライニングを搭載しており、後傾姿勢を快適にサポートしてくれます。

コンテッサ セコンダ

田村

おお、後傾の姿勢も意外と良いなあ。デスクによっては後ろにもたれたままでも机上がしっかり見えて、快適に作業できるかも。でも、デスクもチェアも変えるとなると、書斎を大改造しなきゃいけなくなるな(笑)。

座り心地を確かめ「やっぱり、前傾姿勢が取りやすいチェアのほうが自分にあっている」と実感した田村さんは、このまま前傾姿勢をサポートするチェアを試してみることにしました。次に腰を掛けた「シルフィー」は、直立から後傾のリクライニングに加え、前傾姿勢にフィットする「前傾ポジション」に調整できるオフィスチェアです。

シルフィー

背もたれと座面が連動して動くため、前傾姿勢になっても太ももが圧迫されず、背骨のS字カーブが維持されます。さらに背もたれの形状やメッシュの硬さ(テンション)を変えられるなど、自分好みに調整できる工夫が施されています。

シルフィー 直立ポジション(左)と前傾ポジション(右)

田村さんは、初めての前傾ポジションにびっくり!

田村

これ、いいですね! 身体は前に倒れているのに、背中が支えられている不思議な感覚。前傾ポジションで背もたれを硬めに調整してみると、シルフィーに背中を押されている感じがして……。うん、これはもう、仕事を仕上げるしかないね!

デスクにPCをセットして、書斎での使用感をイメージ

田村

アーム(肘置き)もかなり下がるんですね。僕はギターも弾くんですけど、これなら邪魔にならないんじゃないかな。前傾ポジションだとコード譜を見ながらの演奏もしやすそう。今まではギターを弾くときは、わざわざ別の椅子に座り変えていたんですが、その必要がなくなるかもしれないですね。

「ショールームにギターってあります?」とスタッフに尋ね、笑いを巻き起こす田村さん

配信、作業、趣味、すべてにフィットする椅子は……

次に試座したのは「サブリナ」です。シルフィーと同様、前傾ポジションや背もたれの硬さ調整機能を搭載しています。背もたれには、リングフレームと呼ばれるY字のデザインが採用され、寄りかかる際の衝撃を吸収し、身体に追従するような柔らかい座り心地が特徴です。

サブリナ

田村

おお、これはすごい! さっきのシルフィーと同じ前傾姿勢だけど、また違う座り心地だ……。僕は、このサブリナのほうが好きですね! 今まで、「結局何が違うんだろう」と思いながら椅子を見ていたけれど、ちゃんと座り比べるとわかりますね。こんなに違うんだって。

サブリナ 直立ポジション(左)と前傾ポジション(右)

前傾ポジションでは、背もたれと座面に角度がつくことで正しい姿勢をキープできる

田村さんはサブリナで何度も前傾ポジションを試しながら、背もたれの存在感を噛み締めていました。

田村

自分で自分の座る姿は見えないんですけど、これって今、前傾姿勢になっているんですよね? でも、背もたれがちゃんと背中にいるんだよな……。座面に適切な角度がつくから、足のもも裏への圧迫感が全然なくて快適です。配信も作業もギターも、サブリナ1脚でできそうですね。

レバー操作をマスターした田村さん。前傾ポジションへの変更もスムーズ

「前傾姿勢に寄り添う椅子」を新発見

椅子が決まったので、より身体に合わせたカスタマイズに取り掛かります。田村さんは、高さや角度の調整が可能なアジャストアームをセレクト。長時間座るシーンを想定し、座面は疲れにくいクッションタイプ、背もたれは通気性の良いメッシュを選びました。


張り地は、多彩なカラーから選びます。「今まで黒ばかりを選んできたから、あえて違う色にしてみようかな」と好きな色を探し始めた田村さんは、ショールームに置かれていたダークグリーンのサブリナに一目惚れ。こうして、田村さんにぴったりの一脚が完成しました。

CGで完成図を確認しながらカスタマイズが可能。張り地はサンプルが用意されている

ショールームの見学を振り返り、田村さんは「椅子の概念が変わった」と感想を残してくれました。

田村

椅子って背中を後ろに預けるものだと思っていたのですが、前傾姿勢をサポートしてくれる製品があることに驚きました。いやあ、この体験は、みんな一回でいいから味わってみてほしいですね!


今までなんとなくの座り心地で椅子を選んでいたけど、解説を聞きながら座り比べることで、これまで全然気づかなかった発見がありました。あと、今まで触ってもいなかったレバーの使い方を丁寧に教えてもらったので、自分の身体にフィットする位置に調整できるようになりました。これからはサブリナを相棒に、書斎で作業するのが楽しみです。

Sabrina Standard
[サブリナ スタンダード]
Sylphy
[シルフィー]
Contessa Ⅱ
[コンテッサセコンダ]
PROFILE
川村健一

田村淳

タレント

1973年生まれ、山口県出身。バラエティー、経済・情報番組など多ジャンルの番組への出演の他、YouTube「田村淳のアッシュch」、オンラインコミュニティ「田村淳の大人の小学校」などでも活動中。タレントの枠を超えて活躍の場を広げている。

CREDIT

取材:横山由希路 執筆:モリヤワオン(ノオト) 撮影:塩川雄也 編集:宮脇淳(ノオト)

ブランド名

商品名が入ります商品名が入ります

★★★★☆

¥0,000

PROFILE

山田 太郎

CO-FOUNDER & CTO

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。

山田 太郎

CO-FOUNDER & CTO

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。

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