「究極の自由」を楽しむ!レモンザムライ・鈴木慶洋さんに聞く、レモンサワーの魅力
となりの偏愛LIFE

「究極の自由」を楽しむ!レモンザムライ・鈴木慶洋さんに聞く、レモンサワーの魅力

#アイデア・工夫 #カルチャー #コミュニティ #ライフスタイル #仕事・働き方 #趣味・遊び

日々をいきいきと過ごしている人=さまざまな「好き」を探求している人にお話をうかがう連載企画「となりの偏愛LIFE」。第2回のゲストは、レモンやレモンサワーへの愛を極め、「レモンザムライ」として国産レモンの卸販売をしながら、SNSや飲食店での個性あふれるレモンサワーメニューの提供を行っている鈴木慶洋さんです。


今回の記事でうかがったのは、鈴木さんが「レモンザムライ」としての活動を始めた理由や、そこから見出した国産レモンへの深い愛情、レモンザムライ流・極上レモンドリンクのつくり方などなど。取材当日、鈴木さんが持参してくれた採れたてレモンの爽やかな香りに包まれながら、たっぷりと語っていただきました。

「レモンザムライ」として活動する鈴木慶洋さん

レモンサワーにのめり込み、1日12時間をレモンに費やす「レモンザムライ」に  

― 鈴木さんは現在「レモンザムライ」として活動されていますが、いつからレモンに深い愛情を抱くようになったのでしょうか? 
鈴木

30歳を過ぎて、レモンサワーにハマったことがきっかけでした。もともとお酒が好きだったのですが、加齢とともに肝臓が弱くなったのか、だんだん飲めなくなってきて。最終的に「一番飲みやすいお酒」としてレモンサワーが大好きになったんです。


そんなぼくの姿を見た先輩から、ある日「そんなに好きなら、『レモンザムライ』って名前で仕事にしてみたら面白いんじゃないの?」と言われて。ぼく自身もその発言にピンと来て、すぐに活動を開始したのが4年前のことです。

―どのような活動をしているのでしょうか?

鈴木
国産レモンのおいしさを伝える活動をしています。具体的には、広島県尾道市の生口島で採れる「瀬戸田レモン」の卸販売や関連商品の販売、新しいレモンサワーレシピの開発や提供、国内外でのイベント出店などです。

取材当日、鈴木さんが持参してくれた

瀬戸田レモン

カバンのなかには大量のレモンが。秋からの収穫シーズンは、出会う人々に直接レモンを渡し、美味しさを知ってもらうために、つねにレモンを持ち歩いているのだとか
―現在は、1日にどれくらいの時間をレモンに費やしているのでしょうか?
鈴木

そうですね。まず、起きたらレモンの木への水やりをするので、朝からレモンのことを考えています。日当たりさえ良ければ、レモンの木はベランダでも栽培が簡単にできるので、みなさんにもぜひ試してみてほしいです。


その後は暇さえあればInstagramで「#レモン」「#レモンサワー」と調べて情報収集するとともに、新たなレシピ開発をしたり、レモンの卸売作業をしたりします。夜、飲みに出かける場合はだいたい6時間はレモンサワーを飲んだり、レモンのことを語ったりしているので、イベントの準備や取材などもあわせると、1日12時間くらいはレモンに費やしているかもしれないですね(笑)。

―12時間も! レモンへの深い愛を感じます。「レモンザムライ」と名乗り始めたとき、周囲からはどのような反応がありましたか?

鈴木

最初は「面白いけど、大丈夫か?」と、応援してもらいつつも心配されていましたね。でも、「レモンザムライ」のInstagramを開設して半年くらい経ったころ、幸いにもテレビに出演することが決まって。地上波の番組で「年間1,000杯以上のレモンサワーを飲む男」として紹介されてからは、周囲の理解も加速したと思いますし、活動もスムーズに進められるようになっていきました。


ぼくが卸販売をしている瀬戸田のレモンと出会えたのも、友人から「広島のレモン農家さんが東京でワークショップをするらしいよ」と教えてもらえたからなんです。

―きっかけはレモンサワーだったと思いますが、なぜレモンにまでこだわるようになったのでしょうか?

鈴木

理由はシンプルで、「おいしいレモンサワーをつくるなら、やっぱりレモンからこだわらなきゃ」と思ったからです。一般的に売られている海外産のレモンは、発送されてから日本に届くまでのあいだに本来持っていた風味や甘味が薄れてしまい、ただ酸っぱいだけの味になってしまうことも多いんです。そこで国産のレモンに目をつけ、全国のレモンを取り寄せて味比べをしていたのですが、瀬戸田のレモンが圧倒的においしくて。

―どんな味なのか気になります。

鈴木

瀬戸田のレモンは、ほかの国産レモンに比べて風味と甘味が強く、コクや旨み、深みを感じるのが特徴です。瀬戸田で育てられるレモンは、近隣の島で採れる同じ品種のレモンと食べ比べても、まったく味が違っていて。おそらく土壌がいいのでしょう。最初に食べたときは、感動して思わず叫んでしまうほどでした(笑)。

  泡盛でもブランデーでもレモンサワーはつくれる。その「自由さ」に共鳴して  

―鈴木さんはSNSの投稿や飲食店とのコラボレーションを通じて、さまざまなレモンサワーのレシピを提供されていますよね。こうした活動をするにあたって、まずどのようなことから始めたのですか? 

鈴木

最初に、レモンサワーの定義を調べましたね。すると、意外にもレモンサワーは「蒸留酒にレモン果汁を加えたもの」という曖昧な定義づけをされていたことがわかったんです。日本の居酒屋で出てくる大半のレモンサワーは甲類焼酎のソーダ割りですが、じつは泡盛でもブランデーでも、米焼酎でもテキーラでもレモンサワーをつくっていいという点に可能性を感じました。


レモンザムライを始めた当時の自分も「自分らしく働くこと」にシフトしたい時期だったので、レモンサワーが持つ「自由さ」に共鳴したことも大きかったと思います。最近はさらに自由度を加速させて、蒸留酒+レモンという基本フォーマットからも逸脱した、日本酒やワインベースのレモンサワーにも挑戦しています。

鈴木さんが販売している生レモネードペーストと紅茶リキュール、焼酎、ソーダをあわせた

「レモンティーサワー」

「ザムライ斬り」でつくる、極上レモンドリンクのレシピを伝授!

―お話を聞いていると、鈴木さんのレモンサワーがどんな味なのか、気になって仕方なくなってきました。よかったら、レモンザムライ流のつくり方を教えていただけませんか? 

鈴木

もちろんです! 今回は瀬戸田のレモンを使った「基本のレモンサワー」のつくり方を教えますね。お酒を入れなければ「レモンスカッシュ」として楽しめるので、お酒を飲まない方もぜひトライしてみてください!

用意するもの(350mlのグラスに1杯の場合)

・瀬戸田レモン:1つ ※なければほかのレモンでも可

・アルコール25度の甲類焼酎:60cc程度

・炭酸水:300ml程度

・ペストルやすりこぎなど、レモンを潰す棒状のもの

・おろし器

鈴木

まずはレモンのヘタをとって、縦にレモンを置いたら、斜めに一刀目の包丁を入れます。ポイントは、最後まで切り落とさないこと。切り落とさないことによって、レモンを左右均等に分けられるようになります。

鈴木

続いて、X字になるように、二刀目を入れます。このときはレモンを切り落としましょう。そのあと、先ほど残しておいたつなぎ目も切り分けてレモンを4つに分けます。

鈴木さんが編み出した、通称「ザムライ斬り」
鈴木

大小サイズが異なるレモンが2切れずつできるので、大きいほうをさらに半分に切り、6切れにします。この切り方をすることで、果心の部分の繊維が見えなくなり、潰したときに出る果汁が多くなります。テレビ番組でも、実際に果汁量が多くなることを検証していただきました。

鈴木

1杯分をつくる場合、3切れをグラスに入れましょう。350mlのグラスに対して、入れるお酒は60cc程度。今回は一般的な、アルコール25度のキンミヤ焼酎を使います。お酒が飲めない方は、この過程をスキップしてください。

鈴木

そしてレモンの果肉と皮をペストルやすりこぎなど、棒状のもので5、6回プッシュして潰してください。皮と果実をしっかり潰すことで、レモンの身だけを手で潰したサワーとはまったく違う味わいになります。ただし、皮は潰すとえぐみが増すので、お好みに合わせて調整してみてください。

鈴木

氷を入れたら、炭酸水を注ぎます。炭酸が抜けないようそっと注いでマドラーで混ぜてください。

鈴木

最後におろし器でレモンの皮をまぶしたらできあがりです!

鈴木

ぜひ、できたてのサワーを飲んでみてください。

―爽やかで、みずみずしくて、すごくいい香り! 味わいも、レモンってこんなに豊かな味わいなんだと驚かされます。

鈴木

そうなんです。この飲み方こそ、瀬戸田レモンの味が最大限楽しめるおいしい飲み方だと自負しています。ちなみに、豆乳や抹茶で割ったり、シンプルにお湯割りにしたりするのもおすすめですよ。

  レモンザムライに聞く、今後の展望と「好き」を深める方法  

―レモンザムライとしては、今後どのような活動を予定されているのでしょうか。

鈴木

東南アジア圏に向けて日本のレモンを広げる活動をしたり、欧米圏にもレモンサワーを基本に、食事に合うお酒の飲み方や日本の文化を広めたりしていきたいと思っています。


海外では「レモンサワー」を頼むと、小さなカクテルグラスに、氷やソーダが入っていないお酒が出てくるんですよ。そこで「レモンサワーは日本オリジナルの文化なんだ」と気がついて。世界を視野に入れることで、日本のレモンやレモンサワーが広がる可能性も大いにあると考えています。

―レモンサワーの自由な魅力が今後ますます広まっていくといいですね。最後に「自分も好きなことを極めてみたい」という方へアドバイスをお願いします。

鈴木

好きなことを見つけるチャンスは、どんな人にもあると思います。見つけたら、まずはできることから、一歩踏み込んでみるのが良いのではないでしょうか。ぼくも最初はレモンザムライの活動がうまくいくかわかりませんでしたが、「まずはやってみよう」と、サラリーマンをしながらレモンの卸販売に挑戦したんです。


そうして初めて、卸販売は思っていたよりもリスクが少ないことに気づけましたし、「どうやったらこれを仕事にできるだろう?」と考え始められたんです。まずは大きな目標よりも、自分にとって近い着地点を見つけていけば、現実的に好きなことを深堀りできるはずです。

PROFILE
川村健一

鈴木慶洋(すずき よしひろ)

レモンザムライ / 尾道せとだレモン大使

大学卒業後から30歳まで飲食業界に携わったのち、ハマっていた「レモンサワー」を極めたいとの思いから「レモンザムライ」の肩書きで活動を開始。レモンサワーのレシピ開発・監修やレモンサワーのおいしい店の開拓を始める。その後、広島県尾道市瀬戸田町で栽培されている「瀬戸田レモン」に出会い、個人で瀬戸田レモンの「卸販売」を開始。2018年、テレビ番組『マツコの知らないレモンサワーの世界』に出演。「尾道せとだレモン大使」に任命される。


https://lemonzamurai.jp/

CREDIT

ライター:宇治田エリ 撮影:山本佳代子 編集:井戸沼紀美(CINRA. Inc,)

ブランド名

商品名が入ります商品名が入ります

★★★★☆

¥0,000

PROFILE

山田 太郎

CO-FOUNDER & CTO

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。

山田 太郎

CO-FOUNDER & CTO

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。

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